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静岡県かなり、
沿岸漁業振興えます。
海洋深層水は特別な水?
2022-02-01
海水の正体
県の職員時代、一番長く係ったのが海洋深層水です。
構想から、取水施設の整備、研究施設の建設、そして利用研究とやりました。
そのあとも、駿河湾沖地震で詰まった取水管の復旧も携わりました。
そんな経緯もあって、ヒラメの種苗生産に深層水がお役に立てばうれしく思います。

海洋深層水と言うのは、太陽の光が届かない深さの海水です。
海中では光がすぐに減衰するので、海の水の大部分は深層水と言うことになります。
だから特別な水ではありません。

それでも、水温が低く、菌類も少ないので冷蔵庫のような環境です。
魚の病原菌もほとんどないので、魚の飼育には良い海水です。
海水魚を飼育している方は、使ってみませんか?
焼津に来れば、どなたでも購入できます。
学歴の重み
2022-01-28
この業界は学歴フリー!
漁業高等学園には中卒の人も少なからず入学してきます。
でも、この業界は中卒者が多いので中卒だからと言って肩身の狭い思いはしません。

私同年代だと水産高校卒業生はエリートでした。
これも水産高校から業界にくる人がほとんどいない状況なので、昔の話です。
学歴に関係なく、優秀な人は優秀という評価です。

漁業高等学園の入学者が変わってきたのは理由があります。
かつては、高校が受け入れてくれない人の器だったんです。
ところが、今や少子化で多くの高校は定員割れ。
ましてや、通信制、単位制などの学校もあり、大概の人には受けて入れてくれる高校があります。

ですから同じ中卒でも、漁業高等学園の入学者はかつてとは大違いです。
高卒より優秀な中卒者もたくさんいます。

7人の壁
2022-01-27
閲覧者の最大数
当法人ホームページの訪問者数です!
最大でも一桁です・・・
このブログを含め、内容からしたら妥当なの??

それでも日々綴っていけば、栽培漁業や業界のことを知ってもらえるはず!
との期待でやっています。
静岡県立漁業高等学園の人気
2022-01-25
定員を超える受験者
静岡県立漁業高等学園、通称は漁学。
以前、私も勤務していました。
少子化の中、数年前に定員を20人から30人に増員。
今年はコロナ禍の中でも、定員を超える受験があったようです。
https://blog.goo.ne.jp/gyogaku
年々、生徒の質も向上。
なにより、入学後にがんばる人が多くなりました。
業界からも高い評価を得ています。

これは良いことなのですが、心配は業界の縮小。
生徒は増えても、就職先が減っています。
これは漁学の努力では、どうにもなりません。

漁業も今が一番底だと思いたいです。
漁業の分業化
2022-01-26
漁業の分業化
若い人は適応力が優れています。
しかし、若い時でも技術の習得は時間が必要です。
うなぎ職人に
「 串打ち3年、裂き8年、焼き一生」
って格言があります。
どれくらいの完成度を目指すから、本人の能力も関係するでしょうけど、一朝一夕にはいきません。

静岡県立漁業高等学園にいたとき、実習の指導職員が
「器用で覚えるのが速いやつは、忘れるのも速い」
と言ってました。
身体を使う技術は時間をかけて身に着ける必要があるようです。

漁師も一人前になるのには10年以上かかると言われています。
昔の漁師は漁の腕だけで良かったですが、今や経営知識も必須です。

JA(農協)には営農指導員が生産者の相談相手となって農業経営支援を行うそうです。
漁業にこそ、この方式が必要ではないでしょうか。
専門家って何でしょうね...?
2022-01-24
何が正しくて?
新型コロナウイルスがまん延中です。
テレビでは、いろんなコメントがあふれています。
困ったことに、言っていることがぜんぜん違います。
 重症化は少ないから、ふつうの風邪と同じ...
 重症化や後遺症になる人もいるから、気を緩めるな...
一般人は混乱します。
皆さん、国民のための発言をしているんでしょうか?

医療従事者である息子の一人が3回目のワクチン接種を受けました。
副反応で熱を出して仕事を休んだそうです。

イスラエルは4回目のワクチン接種をしていますが、何回やるんでしょう?
国によっては収束の兆もあるのに。


理事会
2022-01-21
WEB会議の恩恵
来月に当法人の来年度予算などを理事会にかけます。
昨年度から当法人では会議や打ち合わせをWEB会議を行っていています。
理事の方も、慣れたもんです。

WEB会議でなにがありがたいかと言うと予定が立てやすいことです。
まずはコロナ禍の状況を心配しなくて済みます。
遠方の理事も、対応できる日程が多くなります。
この寒い時期に、広くて換気の良い会議室も不要です。

また、当法人の役員は私と理事長以外は無報酬です。
遠くからの来ていただく必要がないのは、私としても気持ちが軽くなります。

コロナが収まっても、WEB会議でやりたいですが、役員はどうお考えでしょうか?
種苗生産が簡単ではない訳
2022-01-20
栽培漁業が始まった当時
栽培漁業が始まった当時、種苗生産を簡単に考えていたようです。
1978年に整備された「静岡県栽培漁業センター」の、整備前に作られた運用計画を見る機会がありました。
そこでは、マダイなどの種苗生産は数年で技術が確立し、民間(漁協など)の生産施設に移管するとありました。

実際に漁協が種苗生産施設を作った事例はありましたが、現在稼働しているものはないはずです。
技術的に確立していないし、採算も合わないからです。

ウナギの種苗生産をみるとわかります。
人工孵化から育てた魚が産卵し、その卵をもとにふたたび人工孵化を行う。
...これを完全養殖と呼んでいます。
ウナギでも成功している技術です。

それでも、養殖ウナギは天然種苗に100%依存しています。
実験レベルでは成功しても、事業レベルではできないからです。
事業レベルでは数百万の稚魚を大きな池で育てます。
これを安定して行うことが大きなハードルです。

就職した当時、ニジマスのウイルス症の感染実験がありました。
事業池ではウイルス症でバタバタ死んでいるのに、実験水槽に病気で死んだ魚を入れても全然平気。
それどころか、培養したウイルス液を注射しても死なない。

小さい実験水槽と数10トンの事業池は、異次元です。
キンメダイの種苗生産
2022-01-19
できればやりたいけど・・・
県の研究機関であっても、どんな研究をするかは、外部委員の評価が必要です。
短期での研究成果を求められるのは水産の世界でも同じです。

私が下田の研究所にいたとき、キンメダイの種苗生産をスタートさせました。
種苗生産に限らず、当時はキンメダイの研究はしていませんでした。
理由は、深海魚であるキンメダイの研究は簡単じゃないからです。

私もそれは承知していましたが、キンメダイと言えば伊豆の最重要魚種です。
なのに、なんの研究課題もないと言うのは、どうなの?
・・・と思ったからです。
種苗生産は簡単ではありませんが、その過程で得られる知見は必ず役に立つはず。
また、漁師に対しても研究所の姿勢を示すために必要です。

今も研究員たちが頑張ってくれています。
水産業界と学歴2
2022-01-18
分業化は進む?
水産業界は小規模な経営が大多数。
一人で漁獲から経営までしなくてはなりません。
私の実家は洋服屋だったんですが、個人事業主の限界を感じました。
大型店舗が地方に進出すると、個人のお店はとたんに厳しくなります。
大手は仕事が分業化しているので、高度なことが可能です。

漁業でも、漁師が経営面まで担うのは簡単ではありません。
例えば漁協の理事は漁師です。
経営や法律などは詳しくありません。

だったら、外部から人材を取り入れるもの手です。
漁協の中には、組合員の漁師以外の人材を組合長にするところもでてきました。
組合長でなくても、経理担当者などを金融機関の退職者などにお願いするのはどうでしょうか?
なにかと閉鎖的な業界ですが、悠長なことを言ってられません。
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