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静岡県かなり、
沿岸漁業振興えます。
放流事業を進めるにあたって
2022-10-03
協力金の贈呈式
昨年に続き、ネッツトヨタ静岡さまから栽培漁業の協力金をいただきました。
写真は9月30日、静岡県温水利用研究センターで行った贈呈式です。
感謝状を持っているのが、梨本社長。
目録を持っているのが、当法人の薮田理事長です。
https://bokumachi.netz-shizuoka.net/save-cat/%e6%a0%bd%e5%9f%b9%e6%bc%81%e6%a5%ad%e5%8d%94%e5%8a%9b%e9%87%91%e8%b4%88%e5%91%88

東京のフレンチレストランのオーナーシェフの方もマダイ募金に協力をいただいています。
https://restaurantnemo.net
漁業者や漁協で栽培漁業を支えるのが、大変になってきていますが、温かいご支援をいただき、うれしい限りです。
愚痴半分の雑感
2022-11-08
①1-2-3
仕事に関係ないコメント集を作っています。
ハガキで届いた数10人の近況をWordに入力です。
ハガキですから、書ける字数は限度がありますが、ところがどっこい。
わざわざ、小さい字でプリントしたものを張り付けてくる人がいます。
老眼で読むのも大変です。
1つの文も長いので、さらに読みにくい。

私が漁師の学校にいたとき、生徒に話す言葉は短くするのを心掛けました。
入学式、卒業式のスピーチでも1分に納めます。
1つの文も短く。

水産高校の卒業式に出席しましたが、校長の祝辞が10分以上。
「皆さんに言いたいことが3つあります」
・・・一つにしぼれよ!
と思いながら聞いていました。

さて、スピーチでも文書作成でも、心掛けたことがあります。
 スピーチなら1分ベスト、2分ベター、3分マックス
 文なら1行ベスト、2行ベター、3行マックス

相手の負担を考えれば、短くすべきですよね。
②栽培漁業の黒船
飼料代の高騰が止まりません。
天然の魚が減っているのに、養殖で使う飼料は天然魚を主原料しているからです。
これにウクライナ侵攻や円安が追い打ちです。

このまま餌代が高くなり続けると、栽培漁業(養殖も)はできなくなりそうです。
グラフは家畜用の飼料ですが、養殖用も同じ状況です。
栽培漁業も経費の半分は餌代ですから。

③ファクス送信のミステリー
ローテクな当法人ではファックスを多用しています。
相手が漁協や役場なので、ファックスが一番確実に見てもらえるからです。
パソコンからデータをファックス複合機に送るので、一斉送信も簡単です。
ところが・・・

ある漁協へのファクスが、近隣のお店に送信されることが起きました。
登録している漁協のファクス番号を確認しても間違いがありません。
しかし、これが再び発生。
いったいなぜ?

当法人の有能な職員が通信監理レポートを分析して、近隣のお店に確かに送信されているのを確認。
その番号は、漁協の地域にある役場のファクス番号と1違い。
漁協宛てのファクスでなく、役場宛てのものが、近隣のお店に送信されてたのでした。
ファクス番号の入力違いで、別のファクスに送られることはめったにありません。
しかも漁協のすぐ近く。

改めて、役場と漁協に送信したところ、無事に受信を確認しました。
あれ?今まで漁協が受信できていなかったのに?
結果オーライですが、謎は残ります。
④漁業者交流大会
漁業者交流大会に出席するため、用宗公民館に行ってきました。
以前は青年漁業者実績発表大会として、各漁協の青年部活動を発表する場でした。
そして、青年漁業者が減り、青壮年となりました。
発表も少なくなったことから交流大会となりました。
それでも、3課題くらいの発表があり、最優秀者は全国大会に出場するため、発表地区からは応援団として漁師が多数来場。
このため、大ホールがある会場で開催されてきました。

今年の課題発表は1つだけ。
こうなると応援団も少なく、公民館でやれるくらいの来場者となってしまいました。
寂しいですが、毎年実施してきたこの会も継続できたのは良かった。
かなり以前から、毎年開催するのは困難な状況に陥っていました。

果たして来年は開催できるのでしょうか?
⑤電気と漁業
滅多にありませんが、あると困るのが停電。
9月末の台風15号で、私の地域は半日停電。
現代の生活は電気がないと多くのことに支障が出ます。

漁業も陸上施設は、製氷や冷蔵庫など電気を使うものが多くあります。
では、漁船は?
最近の漁船はソナーにレーダー、GPSに無線と電気製品が多数です。
海の上に電線はないので、船には発電機があります。

メインエンジン(主機)で発電したり、船によっては主機とは別の発電機を装備しています。
もし、発電ができなくなると「えらいこっちゃ」です。
GPSが動かないと、帰港も大変。
また沖合や遠洋漁船では船に保管している魚や食料が腐ります。

救難信号を出す装置があるので、遭難の可能性は少ないですが、
電気がないと漁業もできないというお話でした。
思ったこと
2022-09-27
たくさんある・・・の駅
クルマで伊豆を回りました。
道路沿いに「○○の駅」がたくさんありました。
しかも「道の駅」じゃないやつです。

鉄道の駅は、停車場です。
ただし、本来「駅」は馬と言う字が使われている通り、
昔、街道の所々に設けて、交通・通信のために馬・舟・人夫などを供給した所。宿場。馬継ぎ場
を意味しているそうです。

今や○○の駅は乱立。
町の駅、旅の駅、そして「犬の駅」もありました。
犬の駅長がいるんじゃなくて、犬と一緒に泊まれる宿みたいです。

なんとなく、意味は分かりますが、もうちょっと別のネーミングがなかったの?とも思います。
だって、○○の駅で氾濫しています。

似たような状況として「○〇甲子園」があります。
 IT・簿記の甲子園、商い甲子園、囲碁の甲子園、演劇甲子園・・・
高校生が対象が多いですが、
 うまいもん甲子園、ウィンドウディスプレイ甲子園、生け花甲子園・・・
など、なにが「甲子園?」と思うものも多数あります。

本来、高校生スポーツの全国大会は全国高等学校総合体育大会(インターハイ)です。
硬式野球は、高体連自体に参加していない競技。
それが良いことなのかは疑問があります。
そして「○○甲子園」がたくさんあるため、、このネーミングが目を引かない気がします。
伊豆縦貫自動車道
現在整備中の伊豆縦貫自動車道。
下田まで完成すれば、特に下田周辺へのアクセスが良くなるのは確実です。
だから、地元の期待も大きいものがあります。

しかし、アクセルが良くなることで地元のデメリットも考えられます。
中でも日帰り客が増加し、伊豆にお金が落ちなくなること。
せいぜい、コンビニ弁当買うくらいで、置いていくのはゴミだけ・・・
となるかもしれません。

そうならないように、道路の整備にあわせて、伊豆に来て楽しめる仕組みを作ることが必要です。
 伊豆でおいしいマダイを食べる。
 伊豆にしかないマダイ料理を作る。
のも一つの手ではないでしょうか。
リニアで広がる地域格差
地域格差を感じることが増えました。

特に学校と病院。
私学が少ないので限定されるし、病院も近くにない地域が多い。
この2つは、どこの地方は都市部との格差が広がっていますよね。

かつてあった映画館も、なくなりました。
テレビが大画面になったし、ネットで映画を見ることができるから良いのかな?
静岡市でもIMAXのような大画面シアターはありません。

東海道の宿場町や海運の中継地として栄えた静岡ですが、それも昔。
リニアが静岡県を通らないので、過疎化が進みそうです。
・・と考えている人も多いはず。

JR東海も、静岡県民の気持ちにならないとリニア工事が進まないですよ。
中間育成のピンチ
スーパーで買い物をすると、いろいろな食品の値段が上がっていることを実感します。
自衛のために、メーカー品をやめ価格の安いプライベートブランド品を購入するする人も多いと思います。

今年になって、餌代の値上げが止まりません。
来年は今年に比べ5割アップになりかも・・・
2cmのマダイ稚魚を海面イケスで6cm以上に育てるのが中間育成です。
そして、中間育成の経費は約半分が餌代です。
今までもジワジワ値上げがありましたが、今年の値上げはレベル違いです。
これまでジワジワ値上げはプライベートブランドならぬマアジ用など安い餌への切り替えで凌いできました。
この手は、もう使えません。

経費が増えても、当法人も、漁協も、市町も、すべて経営難!
いやはや、困りました。
やっぱり海の中のことは分からない
魚探の発明は画期的でした。
漁業を一変させ、漁獲量が一気に増えました。
海の中で、人から見えない魚群が発見できるようになったのです。

でも、魚探に映る海の中は、ほんのピンポイント。
魚群は発見できても、海の中に魚が全部で何尾いるかはわかりません。
仕方がないので、漁獲量が減ってくると魚が減ったと推定します。

ただし、漁獲量は黒潮の流れなど海の状況で大きく変わります。
そして、魚は大量に卵を産むので、大発生する大当たりがあります。
卵は産まれた直後にほとんど餓死、あるいは食べられて死んでしまいます。
それがたまたま、生まれた稚魚が育ちやすい環境になっているとたくさん生き残ります。
漁業の世界では、卓越年級群の発生と呼んでいます。

海の中は、ほんの一部しか分からない上に、不確定要素も大きい。
今年のサンマは不漁になりそうですが・・・どうでしょう?
漁業衰退の原因
いろいろことがあるんでしょうけど。
本県に限らず、漁村は全国で衰退しています。
この原因は資源の減少だけでない気がします。

沿岸漁業の場合、まず漁村に入る(移住)ことが必要です。
そうじゃないと漁協の組合員になれません。
まず移住して、乗子(のりこ、従業員のこと)として漁業の実績を積みます。
そして、何年かすると漁協の正組合員になって独り立ちができます。
定年退職や脱サラで、簡単に漁師になろうとしても、この壁に突き当たります。
ましてや、企業レベルの参入はもっと壁が高くなります。

規制緩和すれば、現場は混乱するでしょうけど、漁業はまだチャンスがある気がします。
海は誰が守るのか?
台風が来るとき、漁業関係者が心配することの一つ。
河川から排出される大量の流木やゴミです。
特に港の中に流れ着くと、船を出港させることができません。
漁業者が協力して、港内のごみを回収することがありますが、その後の処分が大変。
野焼きすると塩分のある木やゴミからダイオキシンが発生します。
かと言って放置すると、次の台風で港の中に逆戻り。
市町の焼却場に持ち込むのには、すごい費用が必要です。

流木等の台風被害はニュースになることがほとんどありません。
でも、漁村域では深刻な問題になります。
今日は台風14号が通過しましたが、これから流木被害があるかもしれません。
専門家の言うこと
新型コロナのことで、テレビではいろいろな専門家がコメントを言います。
私の同級生でもある医師は
「テレビに登場する専門家のコメントはあてにならない。
 本当の専門家はテレビに出ている暇はない」
と言っていました。

私が県の水産技師であったころ、研究は外部の学識委員に認めてもらう必要がありました。
研究分野別に、その分野の専門家とされる研究者が学識委員に割り当てられます。

学識委員(専門家)って言っても、正しい判断ができる人ばかりではありません。
深層水中の有用微生物の研究において、ある委員が
「深海と同じ環境である水圧、温度で実験するように」
と言ってきました。

深海と同じ水圧を再現するのが、どれだけ大変かご存じありません。
水深10mで1気圧が加わるため、水深300mの深海なら水圧は30気圧です。
これは1平方センチ当たり30kgの重さを乗せることになります。
シャーレの面積が10平方センチとして、300kgです。
この力を加えるのも大変だし、その状態で微生物の状態が観察できるでしょうか?
圧力をかけた状態で顕微鏡で見ることもできません。
現実的に不可能です。

一方で、水産技師は経験上、深海生物のほとんどは低い圧力環境にも対応できることを知っています。
だから、キンメダイやタカアシガニのような深海生物も水族館で展示できます。
しかし、プライドが高く他人の意見を聞かないのが研究者でもある学識委員。
我々がどう説明してもダメです。
大変困りました。

新型コロナの専門家はどうなんでしょうね?
映画「さかなのこ」
漁連さんに映画「さかなのこ」のポスターが掲示されています。
私も、この連休に観てきました。
大絶賛されている映画で、のんさんも好きな私ですが・・・ピンときませんでした。

実は、水産技師で「さかなクン」的な人は少なからずいます。
大学時代にも周りに同様の人はいて、その人たちはお魚博士になっています。

ただし、決定的な違いはあって
 さかなクンほどにキャラが立ってない。
 成績が優秀
ということです。
たぶん、さかなクンも成績が優秀なら大学に行って、大学教授や博物館の学芸員と言った、お魚博士になっていたはずです。
それをすっ飛ばして、お魚博士になる夢を叶えたのですから、凄いことです。

まあ、私のようにピンとこない方が少ないでしょうから、皆さんご覧ください。
https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=020991
どうなる水産業界?
昭和から平成に替わるとき、水産業界の衰退がはじまりました。
漁獲量が減り、漁業者も減りました。
漁協も合併が進み、上部組織である県漁連も支部がなくなるなど縮小しています。
縮小はしても漁業自体はなくなることは無いと思われます。
しかし、今の業界の延長線上に、将来の姿はない気がします。

最も科学技術の導入が遅れている業界の一つが水産です。
いずれ、反動としてどーんと新技術が入ってくるでしょう。
そのとき、どこまで業界は変わるのか?
また、漁村が変わるのか?

楽しみでもあり、心配でもあります。
マダイの価値を高めるために
2022-08-25
マダイの凋落(ちょうらく)
腐っても鯛!と言われ魚の王様です。
だから全国で放流されるようになりました。
それで漁獲量も大幅アップ!
マダイの種苗生産が行われるようになると養殖も盛んになりました。
時を同じくして、結婚式の披露宴には必ず出されたマダイの塩焼きが衛生管理問題で消えていきます。

需要のダウンと供給アップが重なり、マダイの価格は徐々に下落。
大きな天然マダイがスーパーで千円くらいで販売されるまでになりました。
さりとてマダイ
マダイの価格が落ちているため、栽培漁業を行う魚種にふさわしくなってしまいました。
そうは言っても、人気のキンメダイを放流することもできません。
キンメダイは稚魚を作ることもできない状況だからです。
本県で取り組んでいるクエも病気等のため、安定した生産ができません。
資源を増やそうとするなら、マダイしかないのが実状です。
つまり、マダイにがんばってもらうしかありません。
マダイはバズるか?
「バズる」は多くの人に拡散され、注目を浴びるという意味です。
漁業などで捕る対象のマダイではなく、食べるマダイに注目する必要があります。

レジャーでも釣りは大人気で、釣り雑誌の表紙は釣り上げたマダイが多く登場します。
レジャー釣りの世界で、マダイは大人気です。

しかし、釣りをする人より、食べる人に興味がある人が圧倒的に多いです。
だから、食材としてのマダイをバズらせるのがカギです。


お知らせ
2022-08-12
業務報告書の公開
遅くなりましたが、前年度の業務報告書をアップしました。
これ自体は5月の評議員会等で使いますので、とっくに出来てはいました。
・・・でも、放流業務が終わるまでは私の余裕がなく遅くなりました。
ごめんなさい。

ホームページ全般も直していきたいんですけど、それも手が回っていません。
・・・任期中になんとかしたいと思っています。
漁業の課題
2022-08-10
①担い手がいない
私の生まれたのは伊豆の漁村。
同級生は60人いましたが、ほとんどが漁師の子供でした。
漁業が地域を支えていました。

最近、その地区の小学校がなくなりました。
それも、そのはず。
60人の同級生で漁師になったのはゼロ。
小さな町なので、漁師にならないことは町を出て職に就くことを意味しています。
みんな外に出てしまい、子供がいなくなり、小学校もなくなりました。
漁業を行うには、多くの共有施設が必要です。
製氷や荷捌き(市場)がなければ漁業はできません。
これらの施設を維持するには、一定数以上の漁業者が必要です。
②漁師の収入
担い手がいない一番大きな理由は、漁師の収入が少ないからです。
魚が減って、水揚げも減少。
本来なら、水揚げが減ると魚の値段は上がります。
ところが、魚の値段も下がっているのです。
いやはや・・・
③魚がいない
今はあまり使われていない言葉に「漁場開発」があります。
魚がたくさん捕れる場所でないと漁業ができません。
漁業が成り立つくらい魚が集まるのが漁場です。

海が未開であったときは、知られざる漁場を探しました。
今での人間に知られていない漁場はありますが、魚が減り過ぎて新規の漁場を探すことに意味がなくなりました。
それくらい、海から魚が減っています。
魚がいない、魚の価格が上がらない・・・だから担い手もいない。
完全に負のスパイラルです。
マダイの計数作業2
2022-08-15
ついにマダイ放流に新型コロナ影響が!
明日は伊豆で3か所目の放流前計数があります。
ここまで、比較的順調・・・だったのですが、ここでアクシデント。
計数時は研究所の職員が平均体調や、鼻腔隔皮欠損を測定します。
その研究所の職員が自宅待機になってしまいました。

でも、感染者でも、濃厚接触者でもないらしく。
ちょっと???な理由で自宅待機のようです。
とは言っても、日程を変えることはできません。
測定用のマダイをイケスに残して、後からデータを取ることになりました。

来月も計数作業をする現場があるのですが、大丈夫かな・・・
雨の現場作業
昨日は伊豆で3か所目のマダイの放流前計数を行ってきました。
晴天の予報でしたが作業を始めると雨が降ってきました。

カッパの用意はあるし、使う電卓もWater Proof(防水)だし、記録する紙も耐水紙です。
だから作業はできますが、実は雨だとすごく困ります。

耐水紙は表面がツルツルで、濡れると紙と紙(あるいは紙をおいているボード)がくっつきます。
鉛筆で書いているので、くっついた紙を離すときに擦れてかすれます。
このおかげで、作業性は大幅ダウン。
しかも、今年はほとんどの放流前計数で雨に見舞われています。
いったん濡れてしまうと、干さないと乾かないので、途中から晴れてでもダメ。
暑いだけです。
困るのは私だけなんですけどね。
秤(はかり)のメンテナンス
放流するマダイの計数作業には台秤を使います。
イケスの上での作業です。
昔からあるアナログ式の上皿自動秤と呼ばれるものです。
カゴに5kgほどのマダイを入れて、秤に載せます。
水から上げた直後なので、大量の海水が秤にかかります。
秤の内部まで、海水だらけです。
こんな使い方では、すぐに壊れます。

しかし、秤は簡単に内部にアクセスできません。
取引に使うものなので、いじることができない仕組みです。
このため、作業が終わったら大量の水道水を秤にかけます。
そして、隙間からオイルスプレーをたっぷり吹きます。
十分ではないですが、これくらいしかできません。

今年は秤を写真のもの買い換えました。
なんと側面が開くようになっていました。
ただし、特殊なねじ止めです。
6角の星形はときどきみるんですけど、5角の星形ネジは、初めて見ました!
しかし、対応するソケットドライバーを通販で購入。

これで使用後は、内部を直にメンテすることができるようになりました。
本当は防水の秤が良いのですが、デジタルタイプしかありません。
生きて、あばれるマダイを計るので、デジタルだと数字が止まらず計測できないのです。
とは言っても、尾数をカウントする機械があれば秤は不要なんですよね。
マダイ計数作業が終了
今週は2カ所で、マダイの放流数の事前計数を行ってきました。
これで、今年の分は終了です。
やっと一息つけます。

今年の現場作業は高確率で悪天候でした。
本来、夏の作業は暑いので、雨は涼しくて良い
・・・とはなりません。
前にも書きましたが、耐水紙が濡れるとくっつきます。
しかも、カッパが蒸れます。

風が強くても、記録用紙がバタつくので、これも困ります。
立ち位置によっては水しぶきが飛んでくるので、これで耐水紙が濡れます。
風上に立ちたいですが、狭いイケスの上で、他の作業をする人の位置が優先です。

そんな、こんなで苦労した年となりました。
オフシーズンになるので、作業方法の改善を考えます。
今年のマダイ放流を振り返って
いろいろありましたが、今年のマダイ放流が終わりました。
残念ながら放流数の成績は目標をやや下回りました。
病気も発生したので、仕方ないかも...

そして、今年は値上げがいろいろ。
主に餌代や活魚車です。
来年はさらに値上がりしそうです。

中間育成の見学もありました。
ネッツトヨタ静岡さんや、東京のフレンチレストラン「ネモ」のみなさん。
見学は歓迎ですが、この時期は私も忙しいので、日程調整が大変でした。

また、マダイ放流は各地から中間育成地に船や活魚車で取りに来ます。
コロナ第7波の影響で、取りに来れないところが出てきました。
放流魚の測定をする研究所職員も来ることができないことがありました。

来年こそはコロナの苦労がなくなることを願います。
Fish Counter
マダイの計数作業では、イケスの上で重量を計ります。
沖出しでイケスに入れるときも重量を計ります。
これは重量を知ることが目的ではなくて、尾数の把握をするためです。
全重量を平均体重で割って、尾数を算出します。
この平均体重が、バラつきます。
特に沖出し時では、計るたびに異なることはよくあって、倍くらい違うこともあります。

マダイ稚魚を高速度で数えることができる「Fish Counter」なるものがあります。
業者にお願いして、温水利用研究センターでデモをしてもらいました。
私の期待は、すごく大きかったのですが・・・
残念ながら精度がイマイチ。
少なくとも、すぐに使えるものではなさそうでした。残念!

原因は魚同士が重なっていると、その塊を1尾と数えてしまうこと。
AIで何とかならないの?
と言う感想でした。

静岡県×10=東京都
2022-07-11
たまたま?
残念なことに、再び新型コロナウイルスの感染者が増加傾向です。
昨年まで静岡県の発症者の10倍の人数が、東京都で発症していました。
1日あたりです。
それが、第6波中はなぜか5倍くらいまでになりました。
最近、また10倍になっているようです。
果たして、静岡県の増加がまだ鈍いのか?
東京の発症者数の増え方が際立っているのか?

世の中、コロナ疲れしているので、これと言った対策もやりにくいですよね。
マダイの計数作業
2022-07-25
昨年のことは記憶があやふや・・・
この時期はマダイの放流を前に、中間育成を行っている各地のイケスで「計数」と呼ぶ作業をします。
イケスのマダイを取り上げて、全重量を5~10キロくらいづつ量っていきます。
合計重量を平均体重で割って尾数を算出します。

さて、私も仕事が二年目なので初めての作業ではありません。
しかし、年のせいか、もともと記憶力が悪いせいか、一年前のことは細部が思い出せません。
年に一度の作業と言っても、県内5カ所で行うので、何回もやっているんですよ。
でも、場所ごとにやり方が違うんですよ。

毎月くらいにやれば、作業方法もバージョンアップできるんですけど。
いまどき超アナログなマダイのカウント
午前中に御前崎に行き、一部のマダイについて放流前のカウントをしてきました。
さて、このカウントですが前にも紹介したように超アナログ作業です。
やり方は簡単。
マダイ全部の重量を計り、平均体重で割ります。
・・・と言っても、重量は台秤で止まらない針をエイや!って読みます。
平均体重も1キロ分を同様にエイや!です。
何十年も前から、この状況です。

ところが、マダイの稚魚をカウントする機械があることが分かりました。
誤差は最大でー5%とのこと。
この機械があれば作業も楽になるし、マダイの負荷も減ります。
なにより正確な数字がでます!!

問題は数百万円もすること。
うーん、どうする?

雨天の作業(ピーカンよりましだけど)
雨雲ひとつなく良く晴れた天候を「ピーカン」って言いません?
僕は良く使いますが、若い人に言ったら通じませんでした(泣)
もはや死語ですか?

さて、今年のマダイの沖だし、放流前の計数などの現地調査はほとんど雨です。
暑くないので、カッパの下は蒸れていますけど、身体的には楽です。
イケス上での記録は耐水紙に記入しているので、雨も平気です。
・・・が。
耐水紙はツルツルなので、濡れると紙同士が密着。
2枚の紙に、同時に記入するときは紙がくっついてしまいます。
乱暴にはがしても、破けません。
しかし、鉛筆で書いているので、こすれると消えてしまいます。

今年は梅雨が早くあけたのに、なぜか雨続きで難儀しています。
良い時もあれば、悪い時も
西伊豆町の田子で放流マダイの計数を行いました。
放流マダイの尾数を確定するんですが、これは、中間育成の成績が決まることでもあります。

結果は目標数をわずかに下回る状況でした。
今年は病気の発生もあったので、中間育成の担当者は大変でした。

自然相手、生物相手の仕事ですから、良い時もあれば悪い時もあります。
でも、一生懸命、世話をしてくれる担当者は結果に一喜一憂することになります。
なんか、申し訳ないです。

伊豆では3か所でマダイの中間育成を行っていますが、
中でも田子はイケスが小さく、飼育密度が高い環境です。
これが、いったん病気が出ると影響が大きくなる原因と思われます。

結果はもう少しでしたが、例年のとおり地元が方がたくさん手伝ってくれました。

今回はネッツトヨタ静岡のみなさんも加わっていただき、ありがとうございました。
昨年、寄付いただいた分のマダイ稚魚を放流していました。
近く、作業の様子がネッツトヨタ静岡のホームページ等で紹介されると思います。
有効数字
理系の人以外では、有効数字を意識することは少ないかもしれません。
理系の人でも、実際にはどうかな?

マダイの放流前計数作業ではイケスにいるマダイの尾数を確認します。
尾数って言っても、数えるのとは違います。
マダイの全重量を計測して、平均体重で割ることで推定値を出します。
 イケスのマダイが99kg
 平均体重が7.3g
とすると
 99,000÷7.3=13,562
となります。

ところで全重量の99kgは98.5~99.4kgのことだし、
平均体重の7.3gは7.25~7.34gのことです。
ですから、最大で99,400÷7.25=13,710の可能性があります。
このため、13,562を約14,000と扱います。有効数字2桁です。
13,562は正しくありません。

ところが、この有効数字の桁数による計算が今まであやふや。
一般に有効数字は3桁が多く、皆さん、それに慣れているのが理由と思われます。
有効数字を3桁にするには、全重量と平均体重を信頼できる3桁で知る必要があります。
現在のやり方では不可能です。
指定法人の連絡会議
2022-07-06
どうしよう・・・
当法人は栽培漁業における県の指定法人です。
同様な法人が他県にもあって、東海地区での連絡会議を毎年開催しています・・・
と言うか、していました。
当法人が開催当番になって新型コロナが発生。
もう、2年も開催していません。
私としては、早くやって当番から解放されたいんですけど。

本当は昨年のうちにWEB会議でやろうとしました。
ところが
・WEB会議ってなに?
・親睦が目的の会議だから、リモートは意味なし
などのご意見が1/3くらいの会員からありました。
WEB会議って、スマホがあれば参加できるし、今どき会議の目的が親睦って・・・と唖然とした次第です。
まあ、それでも仕方なくWEB会議はあきらめました。

それでも、今年は規模縮小での実施を考えていましたが、ここへきての第7波!
どうしたもんでしょうね?
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