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栽培漁業のブログ(ときどき脱線予定)

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他の魚種では

2021-11-11

ヒラメの場合、下側(海底につく側)が全面、白くなります。
人工生産した種苗ではまだらに黒くなるものがあるので、それで見分けがつきます。

トラフグでは放流魚に天然ゴムの色素を皮下注射して目印しにします。
人間が食べても無害な素材です。
しかも、普通に見ても判別できません。
ブラックライト(紫外線)を当てると浮かび上がります。

ちょっと残酷ですけど、ヒレを抜くこともあります。
今年は、ヒラメの放流魚にヒレを抜いてマーキングしました。
ヒレは切り落としても再生するので、根本から抜く必要があります。
胸ビレや腹ビレが片方ない魚がいれば、放流魚の可能性が高いです。

鼻孔隔皮欠損2

2021-11-10
さて鼻孔隔皮欠損はマダイにとって、生きていくために支障はないようです。
加えて、我々にとっては便利に使えます。
放流されたマダイであるかがわかるからです。

昔はタグと呼ぶプラスチックの標識をつけて放流していました。
お店で靴下がバラけないように打ってあるやつです。
近年はマダイでタグを使うことはないので、放流魚の調査をしていないと思っている漁師がたくさんいます。

現在の方法です。
あらかじめ、放流前に鼻孔隔皮欠損がある割合を調べておきます。
同時に市場に水揚げされたマダイを調べて、鼻孔隔皮欠損があるかを調べます。
その割合から、放流マダイの量が推定されます。
マダイの放流効果について毎年調査を行っています。

鼻孔隔皮欠損1

2021-11-09
マダイの放流で「鼻孔隔皮欠損」という言葉が出てきます。

マダイの鼻の穴は左右に2個ずつあります。
この2個の穴がつながって一つの穴になっているのが鼻孔隔皮欠損の状態です。
本来、マダイには珍しいのですが、なぜか人が育てたマダイには頻繁に発生します。
奇形と言えるのかも知れません。

ではなぜ、人工生産のマダイにだけ多く発生するのか?
この隔皮は孵化後、しばらくして作られます。
その時の環境(水温、エサ、水質・・・)などが自然界と違うことが原因と思われます。

自然界でも隔皮欠損はおきているんだけど、そんな魚はまっさきに食べられているのかも。
というのも、自然界では孵化直後の魚はほとんど生き残ることはできない過酷な世界ですから。

栽培漁業の問題

2021-11-05
当法人ではマダイやヒラメを県下で放流しています。
本当はいろいろな魚種の放流要望があります。
しかし、技術的にもコスト的にも対応できないのが現実です。

マダイもヒラメも、以前は高価格の魚種でした。
だから放流魚種になったんですね。
理由はいろいろありますが、価格が下落しました。
マダイを捕るのが漁業よりレジャーの方が多いのも、これが原因。
漁師はマダイより高く売れるキンメダイを捕ります。

でも、キンメダイだって昔は安かったんです。
これが近年、千葉県がキャンペーンを行いキンメダイが全国的にブレーク。
人気魚種となりました。

マダイは美味しい魚なのに、今は不当に低く評価されています。
今こそ、マダイを再びスターにしなくてはいけません。
せっかく放流で資源量が維持されているんですから!

マダイ放流協力金の贈呈式

2021-11-04
静岡県内はニュースで紹介されました。
また、ネットニュースでも取り上げられたので、県外の方はご覧ください。
https://shizlive.jp/detail.php?ch=4&seq=11477
https://news.yahoo.co.jp/articles/99aadb69c05a5d7db60dc84f29db70b62fc3c992

今回の協力金の経緯です。
ネッツトヨタ静岡さんは地域貢献として海岸清掃などを行ってきました。
なぜ海岸清掃かと言うと、海への貢献で他に思い当たることが無かったそうです。
そんな折、ネッツトヨタ静岡さんのお仕事をされている広告代理店の方がこのホームページを発見。
営業部長がマダイ釣りをされていることもあって話はとんとん進み、スタッフの皆さんに中間育成の現場も見ていただきました。

今回のニュースを見て、他の企業の方も放流事業にご協力いただけると嬉しいです。
公益財団法人
静岡県漁業振興基金
〒420-0853
静岡県静岡市葵区追手町9番18号
TEL.054-255-2393
FAX.054-266-3337

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