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栽培漁業のブログ(ときどき脱線予定)

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海は広い?

2021-10-04
海は本当に広いの?というお話です。
漁業での「海」は「魚を捕れる場所」を意味します。
 
陸上でも、人間が生活する場所は限られます。
ポツンと一軒家もあるけど、ほとんどの人は集落に固まっています。
海の魚も同じです。

どこにでも魚はいますが、多くは海でも限られた場所にかたまっています。
海にも魚の村や町があるんですね。
この場所で漁業をするので、漁場と呼びます。
漁業は広い海の、ごく限られた場所を利用しています。
 
世界三大漁場というのがあって、
 北東大西洋海域、北西大西洋海域、北西太平洋海域
ですが、陸地だと
 中国、インド、アメリカ合衆国
って感じでしょうか?
 
ただし、三大漁場はいずれも冷たい海で、暖かいところはありません。

緊急事態宣言は終りますが・・

2021-09-30
静岡県に発令されていた緊急事態宣言も本日で終了です。
かと言って、コロナ感染の心配がなくなった訳ではありません。
 
コロナ禍で当法人の会議もリモート開催が多くなりました。
近く、中部地区のマダイ放流について反省会を行いますが、それもZoomで行います。

リモートでも会議の目的(情報共有など)は果たせますが、人間関係を作る上では心配です。
実際の会議だと、会議自体は1時間でも会場への往復を含めると半日つぶれることがあります。
リモートでは、往復の時間は不要です。
代わりに、久しぶりに会う人と会議の前後でお話する事もできません。
会議の趣旨からずれるのかもしれませんが、意味のあることだと思います。
 
さて、これから冬に向けて第6波が来るのか?
本当に収束するのを願うばかりです。

一人ではできない放流事業

2021-09-29
当法人が行っている放流事業は県下で3つの地域協議会を作って行っています。
協議会は、漁業者や地元市町で構成され、負担金もお願いしています。
 
マダイの場合、温水利用研究センターから2cmサイズの稚魚を購入しますが、すぐに放流できません。
海面イケスに移して、約2ヶ月間、6cm以上に育つまで中間育成を行います。
イケスに移すにも、中間育成にも、放流にも、多くの人でが必要です。

お金は必要ですが、お金だけでは成り立たないのです。
漁村の過疎化が著しい中、協力者を得るのは多難です。

学校に行くこと3

2021-09-28
大きな声で
ポケットに手を入れない
そんな訳で、高校も専門学校も就職手段としてもっと活用して欲しいのが私の気持ちです。
 
漁師を育てる静岡県立漁業学園ですが、職業訓練が徹底されています。
まず、大きな声を出すことを指導します。
漁船はディーゼルエンジンなどの騒音で、陸上と同じに話しても聞き取れません。
会話ができずに、危険な場面があるかもしれません。命に関わるのです。
 
同様な理由で、ポケットに手を入れないことも、しつこく指導されます。
ささいなことでも、その積み重ねが自分の身を守ります。
私も、おかげでポケットに手を入れない習慣ができました。

漁業学園は全寮制で、入学金も授業料も無料ですよ!

学校に行くこと 2

2021-09-24
大学に入学しても
就職で求めれるのは
死語になりつつある「実業高校」ってわかりますか?
商業高校、工業高校など、仕事につくための技術や知識を学ぶところ
・・・のハズですが、現実は違います。
 
今や高校進学率はほぼ100%、昨年は大学進学率が54.4%、短大、専門学校などを含めた進学率は83.5%でした。
こうなると、普通高校だろうが、実業高校だろうが進学に力を入れるようになります。
実業高校は「実習があって、普通科より楽しい学校」の位置づけです。
進学するなら、普通科に行くべきなのに。
 
実際には学歴の価値はどんどん下がっています。
何でも需要と供給です。
社会でそんなに大卒の需要が増えていないのに、大卒者が減れば価値はだだ下がりです。
公益財団法人
静岡県漁業振興基金
〒420-0853
静岡県静岡市葵区追手町9番18号
TEL.054-255-2393
FAX.054-266-3337

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